
Hornetsecurity、M365向けバックアップソリューション「365 Total Backup」を本日より提供開始
新領域のソリューションをポートフォリオに追加し、M365の包括的なサイバーセキュリティを強化
クラウドベースのサイバーセキュリティソリューションを提供するHornetsecurity by Proofpoint(ドイツ・ハノーファー)グループ傘下のHornetsecurity株式会社(本社:東京都、カントリーマネージャー:伊藤 利昭、以下 Hornetsecurity)は、Microsoft 365(以下 M365)環境向けバックアップソリューション「365 Total Backup」を、本日より提供開始します。
これにより、Hornetsecurityは、従来のM365向けメールセキュリティ製品群にバックアップによるデータ保護という新たなセキュリティソリューションを加え、M365環境の包括的なセキュリティ強化ソリューションを提供します。
昨今のランサムウェア攻撃の脅威は、今や他人ごととは言えないビジネス上の大きなリスクです。Hornetsecurityの調査によれば、2025年には世界の企業の24%がランサムウェア被害を受けており、3年ぶりに増加へ転じました。日本でも近年、ランサムウェア攻撃は増加の一途をたどっており、日本企業の約2社に1社(45.8%)が感染を経験していることが明らかになっています。さらに、攻撃者がバックアップデータを標的として攻撃するケースは多く、バックアップデータが暗号化されてしまうと、企業が業務復元の手段を失うという重大なリスクに直面します。一方、多くの企業でM365がビジネス基盤となる中、M365の標準的な機能だけではバックアップや復元に十分に対応できず、MicrosoftもM365のデータ保護は利用企業側の責任範囲であると明確に示しています。
こうした背景から、M365とは独立した安全なバックアップ環境を整備し、従業員による誤削除やランサムウェア攻撃の被害からデータを守るとともに、万一の際も迅速に業務を復旧できる体制を整えることが急務となっています。
365 Total Backupは、M365のデータを、M365とは独立した環境で自動的にバックアップし、安全に保管・復元できるソリューションです。主な機能および特長は次の通りです。
- 単一ライセンスでM365の主要リソースを一括保護
Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business、Teams、Planner、OneNote、Entra IDまで、追加オプション不要で一括バックアップ可能です。M365のデータやビジネス基盤を単一のライセンス体系でまるごと保護します。 - 無制限ストレージと柔軟な保持ポリシー
容量上限のないストレージを提供し、データ量の増加を事前に見積もるような予算設計が不要です。長期保管やコンプライアンス要件に合わせた柔軟な保持ポリシーを設定でき、将来の運用負担を軽減します。 - API連携による簡単導入と1日複数回の自動バックアップ
M365とのAPI連携だけで即日導入が完了し、設定後すぐにバックアップ保護が開始されます。1日複数回の自動バックアップにより、万一の際もその日の最新データへ迅速に復旧可能。新規ユーザーのオートプロビジョニングとマルチテナント対応コンソールで複数環境を一元管理し、運用工数と人的ミスを大幅に削減します。 - 改変不能(イミュータブル)バックアップとダブルチェック承認による多層防御
バックアップデータはM365から完全に分離されたHornetsecurityのデータセンター内に保存され、ランサムウェアによる暗号化や管理者権限が悪用された場合でも改ざんや削除が不可能な「改変不能(イミュータブル)バックアップ」を採用しています。さらに、バックアップデータの削除および改変には2名の承認権限者による承認を必須とする「ダブルチェック承認プロセス」を実装し、内部不正や誤操作、アカウント乗っ取りによるバックアップ損壊を防止します。 - 粒度の細かい迅速な復元とセルフサービス復元
1通のメール、1ファイル、1サイトから全体まで、必要なデータだけをピンポイントで迅速に復元可能です。Control Panel(管理画面)へアクセスできる従業員は自身のファイルを自ら復元可能で、IT管理者の工数や復元されるまでの待ち時間を大幅に削減します。 - 監査ログによるコンプライアンス対応
すべての操作を記録する詳細な監査ログにより、コンプライアンス監査や事後調査に対応します。
HornetsecurityはこれまでM365向けメールセキュリティを中核事業として展開してきましたが、今回の365 Total Backupの提供開始はその事業を拡大する重要な一歩です。サイバーセキュリティの脅威は日々多様化・高度化しており、個別のインシデントへの“点”の対応では限界があります。Hornetsecurityは、メールセキュリティ、バックアップ、セキュリティ教育、コンプライアンス対策などを統合し、“面”として包括的にM365を保護する「ワンストップ・プロテクション」を推進することで、企業を守る体制の構築を支援します。
2026年夏には、ファイル共有のガバナンスと権限の可視化・適正化を支援する「365 Permission Manager」の国内提供を予定しており、M365セキュリティの包括的なカバレッジをさらに強化していきます。
Hornetsecurity株式会社のカントリーマネージャー、伊藤 利昭は、次のように述べています。「サイバー攻撃の手口は多様化・高度化しており、個別のインシデントに都度対処する“点”の対応だけでは企業を守りきれない状況となっています。Hornetsecurityが目指すのは、メールセキュリティ、バックアップ、セキュリティ教育、コンプライアンス対策などさまざまなセキュリティソリューションを一体で提供することで、M365環境を“面”として包括的に保護することです。今回の365 Total Backupの提供開始はその第一歩であり、今後もAIやクラウドの進化を積極的に取り込みながら、日本の中堅・中小企業のセキュリティレジリエンスを根本から強化していく取り組みを、これからも続けてまいります。」
「365 Total Backup」製品概要
- 提供開始日:2026年5月28日
- 提供形態:クラウドサービス
- サービスページ:https://www.hornetsecurity.com/ja/services/365-total-backup/
Hornetsecurity by Proofpointについて
Hornetsecurityは、プルーフポイントのビジネスユニットとして、マネージドサービスプロバイダー(MSP)および中堅・中小企業(SMB)向けに次世代クラウドベースのセキュリティ、コンプライアンス、バックアップ、セキュリティ意識向上ソリューションを提供しています。これらのソリューションは、世界中のあらゆる規模の企業や組織のセキュリティ強化を支援しています。Hornetsecurityは、12,000社以上のチャネルパートナーおよびMSPからなる国際的な販売ネットワークを通じて、120カ国以上で事業を展開しており、125,000社を超えるお客様にプレミアムサービスを提供しています。イノベーションと卓越したサイバーセキュリティを原動力に、受賞歴のあるポートフォリオを通じて、より安全なデジタル社会の実現と持続可能なセキュリティ文化の構築に取り組んでいます。詳細は www.hornetsecurity.com および www.hornetsecurity.com/ja/ をご覧ください。